5月14日(日)に,2023年度5月定例研究会を実施しました.
オンライン参加含め,30名近くの方がご参加くださり,会員以外の初参加の方もいらっしゃいました.
企画「数学における『誤解』について考える」に基づき,「無駄」と「思考すること」の関係にせまる開会の挨拶(新妻先生),「数学における誤解」を考えること自体の省察・実践的意義の洞察(谷田部先生),物理にまつわる誤解:地球の公転軌道が「ほとんど円」であることと「季節の長さ」の関係(平尾先生),生徒,同僚,そしてご自身の,様々な「誤解」についての現場からの報告(野口先生),「数学を理解する」過程の現象学的記述,その可能性と広がりについての哲学的発表(石渡先生),数学教育の理論的問題・実践的問題についてのあらゆる「誤解」の総括とそれを踏まえたTECUMの実践の提案(長岡先生)と,いつもながら様々な立場・切り口からのご発表に満ちた濃密な内容でした.
一般会員のみなさまには,後日アーカイブ動画を配信予定です.
8月の予定も近いうちに公開いたします.
コメント